林足病医からのメッセージ『支援の輪』を掲載いたしました。

今回の掲載は足とは関係ございませんが、林足病医がコメントをシェアさせていただきたいということで、以下記載いたします。

~支援の輪~

この度は、林美香足病科クリニックのスタッフ一同、九州地方の地震の被害に遭われた方々に慎みましてお見舞い申し上げます。
災害ではないですが、実は私もニューヨークで起こった「9/11同時多発テロ」を経験し、目を閉じると、昨日のことのように恐ろしく蘇ってきます。 特にニューヨークは「人種のるつぼ」ですが、何人かもわからない「灰色一色」になった人々が、呆然とワールドトレードセンターのあるダウンタウン方面からアップタウンにぞろぞろ歩いている姿、友人の寮に避難しようと下ろうとすると、「下(ダウンタウン)には行っちゃダメ!とりあえず、上(アップタウン)に上がりなさい!」と押し返し声をかけてくれた人達、髪が焦げたようなが異臭が事故後一ヶ月経っても風に乗って隣のニュージャージまで吹いてきていたこと、「これからニューヨークはどうなるのだろう」など、怖い思いを経験したことがあります。当時、私は家に数日間帰れなくなっただけで、家を失ったわけではないのですが、今回の災害に遭われて大切な家族や家を失った方々の辛さは、想像を絶するものであると思います。

今回の地震災害のニュースを海外から見ていて、どうしてもいたたまれない気持ちになっているところ、同じ1人のお医者様、高須先生という方が、ヘリコプターを借りてまで自分で物資を届けに行こうとしているというニュースを拝見しました。便乗して救援物資を届けてもらおう!と、本当に強引ですが、東京の高須クリニックに物資を郵送してしまった私です。。私はツイッター、フェイスブックのアカウントを持っていませんので、ここで改めて御礼申し上げます。高須先生をはじめ、高須クリニック東京院のスタッフの皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。でも、本当に有り難うございました!

160503_1
私も6歳児の母親なので、今回送らせていただいた支援物資には、赤ちゃんや子供向けの製品がたくさん入っています。バンドエイドも、普通のものだとうちの息子は嫌がってつけないのに、キャラクター付きだと泣き止んで嬉しそうにしてくれるので、怪我をした子供達が泣かないで頑張れるようキャラクター付きのバンドエイドも送っておきました。大変な日が、少しでも一瞬でも笑顔に変わってくれるといいなという期待で。。。

160503_2
また、住所の記入漏れのため、あるペットフード屋の方より返信をいただきました。訂正後、再度発送メールを確認したところ、オーナーの方の善意で従来のオーダーの10袋が2倍の20袋に増えていて、感激してしまいました。私のミスのせいで、予定より2倍のペットが助けられるようになり、よかったです(笑)!これでもう少し多くのペット達が、喜んで食にありつけるのことを想像すると大変嬉しく思います。
160503_3
ペットフード屋のオーナー・寺前様、「支援の輪」に賛同していただき、有り難うございました。人の良さがにじみ出てます。(ご自分で食べられているのも可愛いらしいですね!)私も愛犬家ですので、家族の一員である一匹でも多くのペット達に食料が行き渡りますように。。

160503_4
そして、さらに素晴らしいことに、私が共同開発をしている靴下メーカー「岡本株式会社」も緊急会議を開いていただき、私個人の200足の寄付とは比べ物にならない、エコノミー症候群予防の弾性靴下を含む3,000足以上の靴下を出荷していただきました!本当に涙が出てきました。

岡本哲治社長をはじめ、岩田副社長、新賀様、一緒に加わってくれた1人1人の社員に方々に、心より感謝申し上げます。

160503_5

 

余談になりますが、緊急会議に参加していない岡本株式会社の社員の方より「私は日本にいるのに、地震で困っている方々に対し何もできていなくて、大変恥ずかしい」というメールを後日いただきました。しかし今回寄付ができたのは、1人1人の社員が一生懸命働いてくれたこそ「会社」という規模で貢献ができたわけで、私も同様、当院のスタッフが一生懸命働いてくれたからこそ今回の寄付が行えたと思っております。個人的に寄付ができていなくても、「参加者」の1人だと胸を張ってもらいたいと思います。また、今何かしたくてもできない人は、できるようになった時に、どこかの国で困っている人々に手を差し伸べてくれればいいな、と思います。

現地の方々の苦しみ、悲しみ、将来への不安など、私たちにとっては想像しようにもしががたいものだと思います。私たちは幸い不自由なく安全に過ごせているのですから、一緒になって悲しんでる暇があれば、その代りに何かできる範囲で元気に行動しなければならないと強く感じます。

当初は、今回の一連について書かせていただこうか迷いましたが、「人のために何かしよう!」というボランティアや支援は、ある意味、風邪のような「伝染病」だと私は信じてますので、どんどん良いことをできるだけ多くの人々に「伝染」できれば良いなという希望を込め、今回の出来事を皆様に共有させていただければと思う次第です。(日本語の不備、あらかじめご了承ください。)

林美香足病科クリニック
院長 林美香